お遍路 徳島県の名所

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なかなかブログを書くことができず、高野山の記事からずいぶん経ってしまいました。足かけ4年で達成したお遍路ですが、88か所を振り返ってみて、特に印象的だったお寺から紹介したいと思います。ここで紹介するお寺は、88か所を参ろうとしない四国観光だけをする人にもおすすめできるお寺だと思います。なお、紹介の順は寺の番号順としています。

5番地蔵寺

徳島県板野郡板野町羅漢林東5番

このお寺は1番寺から比較的近い場所にあり、バス停も寺の近くにあったと思います。1番寺から歩き、さすがに疲れてきたなーと感じた頃に、このお寺を参拝しました。このお寺の紹介したいところは、宝物庫にある五百体の羅漢像です。本堂の脇から階段を登ったところにある宝物庫で、別途見学料を必要となるのですが、一見の価値はあります。お遍路をしているなーと、感じることができる経験です。雰囲気のある広い建物内は壁一面に大きめの五百体の羅漢像があります。薄暗く写真は撮りづらく、その暗さ故、より羅漢像に圧巻されました。

11番藤井寺~12番焼山寺

徳島県吉野川市鴨島町飯尾1525~徳島県名西郡神山町下分字中318

次に紹介するのはお寺とその道中です。焼山寺は寺自体がおすすめなのですが、本当に素晴らしいのはその道中で、車などで参拝している多くの人が見過ごしている写真スポットだと思っています。ただ、この道中はお遍路ころがしと言われる程きつい道のりになります。このお遍路転がしとは、藤井寺までは多くの人が歩いて参拝するのですが、焼山寺の道のりで断念することから、お遍路を辞めると意味を間違ってとらえてしまいがちですが、本当は傾斜がきつく、転んでしまうと文字通りの意味だそうです。GWに参拝したのですが、確かにきつく、途中で筋肉痛になりました。何がきついかと言うと、遠い、距離がある、傾斜がある、水の重さに負荷がかかる、人が少ない、蜘蛛・蛇・ミミズといったものをみるということです。多くの人がここでお遍路を断念すると言われていますが、ここを経験するだけで歩きお遍路がどのようなものか感じることができます。僕自身も徒歩を中心に公共交通機関によるお遍路を行いましたが、焼山寺までは100%歩きで、お寺にたどり着いた時に、これなら歩いて回れるかと自信がついたのを思い出しました。是非、道中の景観だけでなく、経験を積むという目的のために、ここだけでも歩いてお寺まで行ってみてほしいところですが、夏にはお勧めいたしません。たくさんの水を持って行かないと脱水症状になります。僕も、水は500mlしか持参せず、お弁当も持って行ってなかったため、お腹が減ったうえに、果てしなく長い道のりを汗だくになり、水もそこをつき引き返すこともできず、絶望を感じました。こんな経験をしたからですが、真夏の参拝は命にかかわるので、おすすめいたしません。

まずは、藤井寺です。ここから焼山寺へはほぼ一本の山道で繋がっているので迷うことはないと思います。藤井寺はGWということもあり、藤の花が咲いていました。花が由来のお寺でしょうか。

本堂の奥から、焼山寺へ繋がる道へ行けます。そこでは、ほんの途中までの参道の地図がありました。88か所の中でもここくらいでしょうか。寺の境内を出ると一気に風情のある雰囲気に変りました。焼山寺までの山道を登る体力がない方は、ほんの少しだけ藤井寺から参道に足を踏み入れてみてください。ここから延々と続く重厚な雰囲気を感じ取ることができると思います。坂道を上がり森を抜けた先には、ある意味絶景が広がっていました。街並みを見下ろすことができました。

さて、この先の道ではお遍路さんがたくさん立ち往生していました。何があったのかと思うと、細い道に蛇のような太く大きい黒いミミズがのたうち回っており、通る物が蛇と誤解しなかなか先に進めない状況です。人生においてあれほどでかく黒いミミズを見たのはあれが初めてで、その後にも一切ありません。これがお遍路なのだと悟った一瞬です。この後下の写真のような道中を越えていきました。GWの春の心地よい気候の中、山道ということもありその植生も楽しめました。色鮮やかな花が風情ある道に咲きほこり、写真を撮る意欲がわいてきました。焼山寺はかなりきつい山道ですが、カメラに関してはXE-2とXF27mmと言う合計で400gの組み合わせのため機動性を大いに活かせれたのではないかと思います。

山道では、藤井寺と焼山寺までの距離を示した道しるべがところどころにあるのですが、すでに十分の疲労ですが、このあたりだとまだまだ歩いて行けるって感じです。途中では人気(ひとけ)が一気に減り、お遍路で初めての長時間にわたる人と合わない時間を過ごし、不安も募ります。このような経験が精神的に強くなるゆえんでしょうか。また、人と会うとやはり、挨拶をし他人に対して優しい気持ちにもなります。お遍路はただお寺を巡るだけではないということを改めて思い出しました。

それにしても歩けど歩けど焼山寺に着きません。すでにペットボトルの水は飲み干し、汗だくで歩いていました。ゆっくりだけど、休みながらでも少しずつその距離を縮めていきました。階段を登った先には、かなり大きな弘法大使の像がありました。まるで、こうして疲れてやってくるお遍路さんを見守っているようにも感じ、ここで少しだけ元気が出た気がしました。その先には渓谷のような場所があり、上から見下ろすと透き通った緑色の川の流れがありました。思わず川底まで見られる綺麗さに心を洗われました。そして、6つあるお遍路転がしの最後にとうとうたどり着きました。ここを越えた先には焼山寺があります。

何とかアスファルトで固められた道に出ると、人の話し声がたくさん聞こえます。どうやら焼山寺に着いたようです。車で参拝した方が停める駐車場の近くでした。ここから先の写真は、車で参拝しても見ることができる物ですので、体力に自信がある方は是非歩いて焼山寺に上って欲しいですが、自信がなければここから先の石像群などはおすすめです。高野山とはまた別の雰囲気があります。なお、藤井寺から焼山寺は12.3キロあるそうです。普通なら2時間で歩ける距離なのですが、6,7時間かかりました。

焼山寺に着いても、本堂までまた階段を登っていくことになります。境内には自動販売機があり、やっと水分をとれるとまずは飲み物を買いました。ほぼ脱水症状だったので、ここでやっと精神的にも落ち着きました。寺内に自動販売機があってよかった。なお、お遍路の寺の多くは、自動販売機がありますので、貴重な水分をここで買うことができます。ここで藤井寺から焼山寺の道中の紹介は終わります。

お遍路 徳島県のお寺の御朱印紹介

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