公務員からの転職 元公務員の給与の推移

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公務員を退職し、足かけ2年目となりましたので、もう前職を公開してもよいかなと思いました。公務員は、副業のほとんどが禁止されており、ユーチューブやブログによる収入も禁止されているため、現役公務員を名乗るブロガーやユーチューバーと言うのがいましたら、おそらく無知かウソの人たちだと思います。当のブログも、公務員退職後しばらく英気を養った後に、持て余した時間で書き始めたというのがいきさつです。皆さんが気になる公務員(僕の場合)の実際の年収の推移を共有したいと思います。民間企業→無職→公務員→無職→民間企業と大きな転職を2回行った場合の給与の推移です。恥ずかしさもありますが、みんなが望む公務員の待遇の実情です。今年ももう終わりを迎えており、現在の企業の見込み年収も掲載しておきます。皆さんにとって、これでも公務員が素敵な職となるのでしょうか。

本日、少し腹正しい記事を読みましたのでご紹介したいと思います。その記事は転職による給与の大幅アップを紹介し、是非転職サイトを使い、希望の年収を手に入れましょうという記事でした。そしてブログ記事者と思われる人の源泉徴収票の個人情報をマスキングした上で公開していました。凄まじく年収がアップしているなーと思いましたが、おそらく自分で源泉徴収票を作成したのだと思います。というのも、給与額に対する社会保険料額があまりに少なすぎるからです。どう考えてもつじつまが合わない額でした。嘘をついてまで、他人を転職に誘導したい理由が全く分かりません。このような記事は、広告収入で成り立っており、記事の信義は関係なく、いかに多くの人に読んでもらえるかです。記事としては興味を持つような内容でしたが、そのような記事には皆様もご注意ください。

現在、政府は就職氷河期の採用を強化すると発表がありましたが、僕自身も就職氷河期最後の方を経験した身ですので、その苦しみは経験しています。学生時代にしたかった業種はことごとく不採用の通知をもらい、自暴自棄に陥り業界を変えるとすぐに内定をもらい、そこで働くことにしましたが、全く興味のない事を定年まで30年以上続けることに不安しかなく、1年で退職しました。この時は、人生は短く若いこの時期に海外に暮らしてみたいと単純な理由もあってか、辞めることにためらいはありませんでした。この時は24歳でした。

帰国後、まだ第二新卒という採用方法がなく、キャリア採用は無理だと考えた僕は公務員なら試験でいい点数をとれば採用はあるだろうと、6か月間猛勉強をし、地方公務員と国家公務員の両方を合格しました。正確にはキャリア採用の国家公務員以外はすべて合格でした。結局、地方の出先機関で勤務することを選びましたが、仕事内容に関して違和感がありました。この時は27歳です。

そして転機がもう一度訪れ、32歳で本省勤務となります。霞が関勤務は意図していませんでしたが、ここでの経験は何物にも代えられない、人生を本気で考えることになりました。そこで、働くことと生活を考えた上で、36歳で退職をし疲れ切った体力と精神を休めた後に、転職活動を始め、3回目の就職を昨年行いました。そして、今年37歳になり現在に至ります。

経歴を紹介したところで、それでは僕の年収の推移を公開いたします。青の線が僕の年収の推移です。灰色の線がいろいろな記事で公表されている男性の平均年収の推移です。オレンジの棒線はおおよその月間平均残業時間です。残業は多ければ、相対的に年収は高くなります。公務員は、残業をしても全額支払われることはなく、所属する部署の力関係で決まります。現在の民間企業は残業代は100%支払われるため、死ぬ思いをして働いていた公務員時代がやはり馬鹿らしくなってきました。

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男性の平均年収を越えたのは32歳を超えたあたりからですね。なお、一般的な平均年収は景気が良いとされる現在の年齢での年収のため、当時はもっと低かったと想定されることをご了承ください。こうしてみると、平均年収より低い時期が長かったなーと改めて思いました。今まで、他人と自分の年収を比べることはしていなかったため、このように図で見るとショックですね。リアルタイムで比較していなくてよかったです。なお、平均年収は配偶者手当等が含まれていますが、僕は独身のためその部分は給与が若干少なくなっていると思います。

24歳の新卒採用時、27歳の公務員採用時、36歳の転職時は、1年間フルに働いていたわけではなく、実際は一年間に8から9か月間しか働いていません。それにしても、こうしてみると新卒時の初任給はかなり良かったのだとおもいます。たった9か月で、公務員として働いていた時期の27歳から31歳くらいまでとほぼ同じ年収でした。

公務員として働いていた時期、27~36歳時の給与は2つの区分に分けることができます。27~32までは、地方の出先機関で働いており、その後の本省勤務と大きな違いがあります。地方で働いていた時には、昇給をしていく中、大震災の特別法令により給与の大幅減額と昇格が重なり、ほぼ横ばいで推移していました。平均年収と比べると公務員はかなり低いなーと思います。

そして、想定外でしたが32歳で本省勤務をすることになりました。ここからは給料は図を見てわかるように右肩上がりでした。これには、理由があり、23区勤務は手当てが他の地域と比べ大幅に付く(給与の20 %)こと、本省には本省勤務手当があり、激務の分、手当てがでます、経験した中では、役職なしから係長へ昇格で(4000円→17000円)が月に加算されました。さらに地方の出先機関と比べて、残業時間が大幅に増え、全額は支給されませんが、かなりの額の残業代が支給されていました。この辺りではきついけれど稼いでいるかなと思えてきましたが、体力の限界でした。本省で働くことは出世が早くなるとは言え、しょせんキャリアの人たちを超えることは決してできません。今後も記事には書きませんが、悩むところはたくさんあり、退職をしました。しばらくは、養成期間をしっかり設け、休んだのちに、就活を始め理想の会社に転職できました。

今の会社で一年以上働いていますが、頼りにされている感もあり、自由に仕事をさせていただいており、昇給もきちんとありました。残業に関しては、公務員本省時代と比べ大幅に減り、かつ年収は1割アップでした。単純には比較できませんが、ストレスと言う観点でいうと、死ぬような限界ぎりぎりからストレスフリーへ変わりました。この転職時も口コミやレビュー等から、表面上の高い給与よりもワーク&ライフバランスが最高の会社を選んだ結果です。

最後に公務員として働いた最高のメリットは、ノンキャリアでしたが国の施策に大きく関われたことです。給与ではなく、地位や名誉のために純粋に働ける人は国家公務員は最高の職場です。残念ながら、僕には地位や名誉のために働くよりも、自分の命や生活が大事でした。総じていえば、公務員の10年間、得たものも大きかったですが、失ったものも大きかったです。でも、思うことは僕はいつでも全力です。今はストレスはない職場ですが、全力で頑張っています。そして、全力で人生を楽しみたいと思います。これからも応援お願いします。

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