IT CHAPTER TWO (イット THE END)レビュー(2019)

本日は待ちに待ったIT(イット)の続編の公開日2019年11月1日です。公開日に観に行きましたので、いち早いレビューをお届けしたいと思います。本日は金曜日ですが、ちょうど連休に合わせて有給取得を行っていたことと、1日ということでいつもより安く映画を見られるので、この日とばかりと、13時10分から丸の内ピカデリーのドルビーシアターで見てきました。ドルビーシアターだと、通常の鑑賞料+600円と、映画の安い日のメリットは受けることができませんが、比較的空いている劇場で優雅に映画を見られたことは良かったです。この映画は、およそ3時間近くに及ぶ長編ですので、なるべく疲れないシートで観たいと考えたこともありました。それにしても、3時間はよっぽど面白い映画じゃないと、途中で集中力が切れてしまいます。このイットで集中力が切れたかというとそんなこともありませんが、観終わった後は腰の痛みを少し感じました。さて、この映画ですが、リメイク版の続編ということなのですが、前作を見ずに見に行って楽しめるかと言うと、あまりそれはお勧めしません。随所に前作の流れを組む演出があり、前作はこの伏線だったのかと思うほどであります。是非、前作を見た後に映画館に足を運んでください。3時間アッと言う間に過ぎ、前作を見た後に感じていたモヤモヤ感が消えました。ホラー映画なのですが、色鮮やかな映像の綺麗さに一気に映画の世界に引き摺りこまされました。ここから先は、ネタバレを含むレビューですが、アメリカンホラーなので、ストーリーうんぬんより描写で恐怖に陥るので、ネタバレを特に気にしなければ是非読んでほしいと思います。映画は端的に面白かったです。なお、サムネイルの画像は丸の内ピカデリーで入場の際にクリアファイルをもらいましたので、それを使いました。

前作の27年後のストーリーです。みんないい歳したおっさん、おばさんとなっていました。それにしても、太っていた少年がかなりイケメンなダンディーに変わっていたのは衝撃的でした。一方、前作では主人公とみられた少年は無惨とまではいかなくとも、活躍がほぼなかったのではないかと思います。7人の少年がどのように成長したかを自分の周りに置き換えてしまいました。小学校、中学校の時に一緒だったみんなはどのような人生を歩んでいるのだろうと映画を見ながら考えてしまうシーンもありました。7人の登場人物は、さすがに数が多くそれぞれの個性を映画で描くには短すぎます。また、7人が悪と戦うというストーリーは、なぜか7人の侍を連想してしまうところでもあります。3時間と言う長編でも7人は多すぎです。ひょっとしたら、そんなこともありかなりの前半に恐怖に負けてしまった人を描いたのかもしれません。

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悪役として登場するピエロ、ペニー・ワイズは前作では井戸に落ちて消えてしまい、本当の恐怖は彼が死んだのかまだ生きているかが不明なところにあったと思います。前作の恐怖のクライマックスが僕にはそれだと感じました。そして今回は、よく理解ができませんでしたが、ペニー・ワイズの誕生の理由から、退治まで話は進み大変すっきりした終わり方でした。ホラー映画によくある典型的な、まだホラーは続くみたいなものは一切ありません。こんなすっきりした終わり方のホラーも珍しいかもしれません。ハッキリ言ってペニー・ワイズは弱すぎだろうと突っ込みたくなるくらい、弱いです。この終わり方なら、前作で完結できそうな弱さです。

不可解なのは、ペニー・ワイズの弱さだけではありません。その誕生の理由をインディアンに教えてもらったそうですが、そもそも意味不明の映像が流れます。インディアンたちがそれを知っているのかも謎です。そして仲間の死です。はじめのものはルーザーズクラブの再会の約束をイットの恐怖から破ったために、一番初めに彼の標的になったものと思われます。そして2番目の死は、残った5人にペニー・ワイズは実は弱いと伝えながら死んでいき、あの段階では別に死ななくてもいいのではと思いました。彼の首を絞めて半殺しにできるほどなら、もっと早く彼を止めることができたのだと思います。また、他の5人はペニー・ワイズの攻撃を一切受けない終盤なのに、彼のみが胴体を爪で貫通されてしまいます。特に彼はその前に口をナイフで刺されていますし、悪い役柄だなーっと思いました。また、ナイフで刺側については、彼を車で運転してきたゾンビの男の行方がそもそも不明です。このゾンビって幻覚なのか、それとも野放しなのって感じです。また、途中で死体の川から逃げ延びる男がいるのですが、彼って一体誰なのでしょうか。この映画は僕の理解力不足なのか、不可解なシーンは多いです。

ここまでこの不可解な点を挙げてきましたが、映画の映像描写が大変綺麗です。写真を撮る身としては、大変参考になります。はじめに綺麗だなーと感じたシーンは夜の遊園地のイルミネーションです。映画の始まりからぐっと映画にのめりこむ色の使い方でした。そして、恐怖のピエロとは反対に、少年少女時代のさわやかな友情の描写等見ていて気持ちよくなります。また、揚げ餃子から生命が生まれるシーンは衝撃でした。バッタのような胴体に人の赤ん坊の顔の生き物はハッキリ言ってキモイです。今まで見てきた気持ち悪い映画の中の描写でも上位にいくキモさです。

映画の総括としては、前作を見た後で本作を見てください。前作のモヤモヤ感が解消され、爽快になります。3時間と言う長編のため、途中トイレに行きたくなりかけたので、映画の前には水分を控えめにした方がいいかもしれません。3時間は前半からテンポよく過ぎていき、映画の長さは気になりませんでした。この3連休おすすめの作品です。

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