胡蝶の音質 NOBUNAGA Labs リケーブル 純銀ケーブル 

NOBUNAGA Labsの製造のMMCX用の2.5mm 4極バランスのリケーブル、胡蝶をビックカメラで買いましたので、1日じっくり聞いて思った音質等のレビューをしたいと思います。このケーブルの何がすごいかと言うと、まず価格です。ビックカメラでの購入なので、付与されるポイントを考慮する前の価格で、税込み 33,715円です。イヤホンのケーブルではポイント付与は5 %とのことなので、おおよそ1,500円分と言うことで、税込みで32,000円くらいの時価です。とにかくイヤホンのケーブルだけで3万円ですよ、3万円。これだけでそこそこいいクラスのイヤホンが買えてしまいます。僕がサブで使っているJVCのイヤホンは1万円クラスですが、これが3つも買えます。こんな高価なケーブルで音質がどのように変わるかは、とても興味深いものがあり、視聴せずに他の方のレビューを鵜呑みにし衝動買いしてしまいました。そのレビューとは、他社のケーブルでは10万以上する作りを3万円で実現したと素晴らしいケーブルということです。まぁ、さすがに盛り過ぎ感は否めないですが、メイド・イン・ジャパンの高級ケーブルを試したくなったのは確かです。

胡蝶のパッケージには、 余韻と立体感が調和する圧倒的な空間表現力 NOBUNAGA Labs最高峰のリケーブル と記載されています。さて、この胡蝶なのですが、戦国大名の織田信長の正室と言われる斎藤道三の娘の濃姫の別称が胡蝶であり、NOBUNAGA Labsの力の入れ具合も製品名から推測できます。しかしながら、購入に踏み切った大きな理由はこの、余韻と立体感が調和する圧倒的な空間表現力とNOBUNAGA Labs最高峰のリケーブルということではありません。実は音質だけなら、今まで18か月使ってきた10,000円したYinyoo製の純銀ケーブルで十分に満足していました。初めて、このケーブルを使った時に、中華製のケーブルと言っても侮れず、コスパがすごくいいなと思いました。そんにほめたたえるYinyoo製の純銀ケーブルを買い替えるきっかけに至ったのは、ケーブルの硫化です。銀は酸化はしないのですが、硫黄には弱く緑色に時間がたつにつれてくすんでいきます。博物館などで歴史的な遺物で銀でできたものが、緑っぽくなっているのを見たことがあると思いますが、それがケーブルで起きました。購入当初、純銀の輝きが素晴らしく少しの光を反射するところにうっとりしていたのですが、1年を絶たずして銀色がくすんでくるのに気づき、いつの間にか輝きを失い濃い緑色に着色しているのに気づきました。音質自体は何ら変わった気がしないのですが、何分見た目が悪いのです。

純銀故に硫化は避けられないのですが、、、、。こんな時にNOBUNAGA Labsから、純銀ケーブルに金メッキを施したこの胡蝶を販売することをネットの記事で見ました。金メッキがされていれば、サビることも硫化することもなく、見た目も綺麗なのだろなと思いました。音質も10,000円もしたYinyooより、少なくとも上だろうなと思い、それならばと買いました。

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さすがに買ってすぐというのもあり、うっとりする金の輝きです。ケーブルは金メッキですが、プラグ部分は24金とのことで、もはや装飾品並みです。そりゃー高価だなーと思うところはあります。かなりしっかりした作りですが、ケーブルはかなり軽く極めて柔らかいです。手触りは、若干のヌルっとした感じはありますが、気になるほどではなくペットボトルのプラスチック部分の摩擦係数に近い感じがします。 胡蝶のパッケージ裏には、MMCX対応のイヤホンとして今回レビューを行うSHUREのSE846が記載されていました。胡蝶をSE846につないだ感じは下のようになります。イヤホン部分が銀色でケーブルが金色で、接続部がプラスチックの黒色で、あまりマッチしていない感はあります。慣れれば気にするほどでもないのかもしれませんが。

さて、あとは音質さえ良ければ文句なしなのですが、どうでしょうか。恐る恐る音楽プレイヤーのDP-S1のバランス接続ジャックにイヤホンを差し込みます。僕の胡蝶のレビューは、イヤホンはSE846で再生機はDP-S1の組み合わせですので、他の再生機材とイヤホンによっては全く音質の異なる可能性がありますのでご注意ください。まずは、Yinyooと聞き比べるため30分くらい、Yinyooで音楽を聴き続けました。その後、胡蝶に変えて聞いてみます。再生数秒で、若干のクリア差を感じましたが、驚いたのは空間表現です。Yinyooもそこそこ広い空間を感じていたのですが、かなり広く感じます。音質のクリア差はYinyooも胡蝶もどちらも純銀性ケーブルということもあってか大差はなく、まぁ胡蝶の方がクリアだろう程度ですので、価格差が3倍の胡蝶に対してYinyooは検討していると思います。一方空間表現は圧倒的差で胡蝶です。SE846は、他の方のレビューもあるようそこまで空間表現は高くないのですが、劇的に表現力が高くなります。

曲のマスタリングによって聞こえ方は違うのは当然ですが、Yinyooでは一部の曲ではボーカルとギター、シンセサイザーが極めて近い位置でなっているものがありましたが、そのような曲でも、胡蝶ではボーカルとそのようなギター、シンセサイザーとの場所に距離を明確に感じました。表現が難しいですがボーカルを中心に、それぞれの楽器隊がバランスよく配置されており、それによってよくボーカルの声が際立って聞こえるようになりました。その他大きく異なるのが、Yinyooと比べて高速で鳴らすベースの連続する音がかなり効きにくくなった気がしますと、はじめ記事に書いていたのですが、数日聞き込みまたとYinyooにもどしてみるとそんなに変わらないというより、やはり胡蝶の方が聞き取りやすいと感じました。また、十分にベースの音も聞こえますが。また、低音のキックドラムなんかは相変わらずしまりのある重低音がイヤホンの揺らすのではないかと思うほどズーンと響きます。

そして何よりも感動を覚えたのが、聞きなれた曲にまだ聞き取れていない音がたくさんあったことです。YinyooとSE846でもたくさんの音を発見し、これ以上はないだろうと思っていたのですが、胡蝶では例えば楽曲のイントロ部分などにかすれるような弱く小さな声で、歌声をマスタリングで入れていたりなど気付きました。

解像度に関してはSE846はイヤホンの中でもトップクラスとの評価が高いのですが、胡蝶との組み合わせで鬼に金棒状態と化します。コーラスで奏でる美しい声色が、見事に分離しここまではっきり4人の声が分離して聞こえるものかと、何度かYinyooと比べてしまいました。音の分離は、Yinyooよりもはっきりと感じます。

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