写真で感動すること13 XH-1を買った

以前の記事のように、僕は軽いXE-2の熱烈なユーザーなのですが、ひょんなことが重なりしぶしぶXH-1を買いました。正直買うつもりなんて一切なかったのですが、とある事情から買わざる負えなくなりました。このXH-1にはネガティブなイメージしかありませんでした。そんな僕が購入一週間での辛口レビューをします。なお、購入に至った経緯は後日記載いたします。

発売当初、フジフィルム初のボディー内蔵手振れ補正ということで店頭に触りに行きました。気に入れば即買いのつもりでしたが、店頭でカメラを持った感覚では、でかくて重いの一言に尽きます。単純にXE-2との重さの比較ではXH-1は2倍以上重いのです。でかさも、1周りを超え2周りという言葉がふさわしい程大きいのです。この時点で、購入は小さく軽い機種に手振れ補正が導入された時に、再度検討しようと思いました。正直、この時点では悩むという選択肢はなく、一瞬で購入をためらうレベルの大きさと重さです。

軽さを追究しキャノンからシグマのDP2、ソニーαのミラーレス、フジフィルムと変えていったのに、当初のキャノンの一眼レフ以上の重さではないですか。ハッキリ言って、君はミラーレスカメラだよね?っと疑いたくなるレベルの重さと大きさです。

この重さと大きさは購入して実際に使ってみてどうだったかと言うと、やはり重く大きいと感じるのは変わりはありません。が、まぁ許容範囲かなと思うようになりました。他の人の記事にあるようにグリップ部分がしっかりしているので、数字並みの重さは感じないということなのですが、これはまぁ百歩譲って若干はあるかなというレベルです。長い間カメラを構えているとやはり重いです。

一方で、付属のカメラストラップはかなり大きく、首周りに広く当たるため重さは分散されますので、この辺りは良く考えられています。その他、強力な手振れ補正により夜間の撮影でも、三脚が不要になったことが大きいです。

XE-2とXF10-24mmの組み合わせでも広角側では手振れ補正は素晴らしく効き、暗い環境でも三脚は辛うじて不要かと思うレベルで満足ですが、綺麗に撮ろうと思うと三脚が必須です。

ブルネイのモスク

一方、XH-1は現状すべてのフジフィルムのレンズで、5.5段程度の手振れ補正が効き、XF10-24mmの4段程度の上を行きます。これに加え、広角のXF14mm F2.8の組み合わせでは、絞り開放ではXF10-24mmのF4.0より1段明るく、これに手振れ補正が5.5段つくと暗い状態でもISO感度をそこまで上げなくとも、ブレずに手持ち撮影ができます。

当然絞って撮ることもできますので、F5.6 ISO1000 1/8sでも下のようにブレずに撮れました。


XF60mmでは下の感じです。F5 ISO1600 1/8sという、手持ち撮影ではほぼ無理と思われる1/8sでもブレなく撮影できました。

この時点で、少しだけXH-1に対する重さと大きさは、三脚の持ち運びの苦労で相殺できるのではと思いました。特に海外旅行では、以前の旅行の記事に書きましたが、三脚の機内持ち込みでトラブルに見舞われ、追加料金等支払うことがあり、この不安は解消されるので、まぁポジティブに考えます。

ただ、重いのは間違いないので、三脚を持ち出さない時には間違いなく重さの負担は加わります。また、極めて暗い環境ではやはり三脚は必要となりますので、ここをどう考えるかです。

① 絶対的な機動性を優先する人には、XH-1は重くでかいカメラです。
② 三脚をたまに使う機会がある人には、XH-1は考えにもよりますが、許容範囲の重さです。
③ 三脚を必須とする人には、XH-1は完全に負荷がかかっていると思います。

僕は完全に②のタイプの撮影スタイルなので、辛うじて許容範囲の機動性だと思います
また、XE-2と完全に違うタイプのカメラのため、両者の使い分けは十分に可能だと思います。昼間などの好条件の撮影環境ではXE-2の一択だと思います。海外旅行などのように、撮影環境が極めて不明の時は、XH-1のメリットを得られそうです。

スポンサーリンク

ちなみになのですが、XH-1の手振れ補正は5.5段まで効くとのことで、これって単純にISO6400で撮影していた環境をISO200まで落とせるのとほぼ同等なのですから、すごいですよね。ただ、被写体ブレは防げないのでどうしても絞りを開放気味で、シャッタースピードを確保しないとダメなのは変わりませんが、それでもしっかりとした撮影ができると思います。特に、望遠側のレンズでは手振れ補正の恩恵が大きいです。もともとブレを起こさないシャッタースピードは1割る焦点距離と言われてますので、XF60mmの場合APSCでは遅くとも1/100sを確保しないとブレます。しかし、上記の写真のように1/8sでもブレを感じませんでした。また、XF60mmに関しては理論値では1/3s程度まで手振れを防いでくれます。

なお、XF14mmでは、計算が正しければ理論値では1s程度までブレないことになります。しかし、僕の感覚では、1/2sが限界でした。この時点で2枚に1枚はブレていました。それでも十分にすごいです。

どれくらい手振れがすごいかは改めて動画撮影で感じることができました。残念ながら動画の容量が大きくアップはできませんが、なんとこのXH-1は4K録画ができるのです。さらに、1/5倍速までのスロー撮影も対応しており、これは是非試してみたいと思い、品川のプリンスホテル内の水族館に行ってまいりました。

ここではイルカショーをしているのですが、僕が行った時間はナイトショーということで暗い中ライトアップでショーをするというものでした。ブレるのではないかと思うような暗い環境でも、想定外に4Kで録画したものもブレていませんでした。なお、レンズはXF60mmです。ただ、想定外のデメリットを発見しました。

4K撮影は容量が大きく通常のクラス10程度のSDカードでは1分もしないうちに、書き込みエラーが発生します。これを解消するために、U3の速度まで保証しているSDカードを買いましたが、やはり高いです。32Gで4500円でした。その上の書き込みクラスでは、32Gで1万円ともはや選択肢にないレベルの価格帯です。

SDカードの書き込み速度は、4K撮影用にXH-1等を購入する人のある意味盲点かもしれません。想定外の出費です。ただ、撮れる映像は満足のいくものです。動画はアップできませんが、一部の写真をアップいたします。

マニュアルフォーカスで撮影したので細かいピントのずれは気にしないでください。

こんな感じの写真ですが、動画ではこれらが滑らかに動きます。もはやテレビの映像と何ら変わりません。

そして次に紹介するのが3つ目のデメリットです。それはセルフシャッターの設定が面倒ということです。セルフシャッターは2秒後とか、10秒後に自動的にシャッターを切る機能ですが、個人的には結構使う機能だと思います。これが、基本設定当たりからでないと、変えられないのは面倒です。

使わない人にとってはどうでもよい機能かもしれません。

さて、この他のデメリットですが口コミには電池の消耗が早いとか、熱を持つとかありますが、これらは事実と言えば事実です。が、気にするほどではありません。電池は予備を買えばいいですし、熱に対してはクールダウンをすればいいと思っています。

そんなことから、3つデメリットを挙げるとしたら、①圧倒的な差で重くて大きい事と②4K用のSDカードが高価なこと③セルフシャッターがめんどくさいことです。通常の写真撮影においては①さえ許容できれば、最高のフジフィルムカメラだと思います。

なお、画総数はXE-2の1600万画像からXH-1は2400万画像と1.5倍に増えています。2400万画像もいらないと考えていますが、あればあればで有効活用をします。高画像数を活かしてトリミングをし、1600万画像までさげた場合、単純に焦点距離は1.5倍の望遠効果が得られるのではないかと思います。これにより、望遠側のレンズを持ちだす機会が減り、結果、機動性がアップなんて考えてもいます。

また、2400万画像で撮影したものを1000万画像まで縮小すると細かなブレなど目立たなくなるのではないかと考えているところもあります。

なんだかんだで、買う前と買った後で、印象が大きく変わったXH-1でした。

スポンサーリンク

コメントを残す