写真で感動すること12 キャノンレンズを富士フィルムカメラに

写真に関しての記事の更新は半年以上できていませんでした。いやー、なかなか記事を書き続けることは難しいですね^^

そんな半年ぶり以上の記事のテーマは、キャノンのレンズを富士フィルムのカメラ本体で使うとどのような写真が撮れるのかという観点で書いていこうと思います。そもそもなんで、こんなことを思ったかと言うと、現在富士フィルムのカメラとレンズ群に関
しては満足していますが、10年以上前にカメラを始めた当初は、キャノンの一眼レフを使っていました。その時に購入したEF35 F2.0の使用機会もなくただ箱に詰められていた状態でありましたので、何とか富士フィルムのカメラに使えるマウントアダプターがないか調べていたところ、何種類かマウントアダプターが販売されており、今回その中の一点を購入に至りました。トラブルもありましたが、結果的に大変満足のいく買い物だったので、どのようにトラブルを解消したか、今後同様なトラブルに見舞われる人のためにもしっかりと書いておこうと思いました。

マウントアダプターは何種類かあり、安いけれどもマニュアルフォーカスで絞りが使えない物、少し高いけれどオートフォーカスが使え絞りも使える物などあります。今回購入したのは、VITROXという中国のメーカーのEF-FX2 0.71スピードブースターというマウントアダプターです。アマゾンのプライムデーのセールで購入しようと考えていたところ、その数日前にタイムセールで10 %オフとなり、これは絶好の機会とばかり22,000円程度で購入しました。

このマウントアダプターはアマゾンでは大変評価が高く、5星中の5星という評価でした。若干、この評価については懐疑的でもありましたが、悩むくらいなら買って試してみようと思いました。この特徴は、フルサイズ用のキャノンのレンズ限定となりますが、それを富士フィルムのカメラ本体に使えるだけではなく、オートフォーカスも早く、何よりもすごいのが、画角が0.71倍になる代わりに絞りの開放値も1段下がることです。その他、レンズの手振れ補正機能が付いていれば、それも機能するようです。

これをわかりやすく、所有しているEF35mm F2.0で説明すると、このアダプターを使用すると、23mm レンズ相当(35mm換算 35mm)の画角になると同時に、F値は1.4になります。23mm F1.4 なら、いろいろな場面で活躍してくれそうです。

商品はさすがアマゾンと言ったところですぐに届きました。パッケージの箱は、結構しっかりしており、安物という感じはしませんでした。説明書は付属していましたが、英語と中国語で書かれていたので読まず、感覚で恐る恐るX-E2にマウントアダプターを付け、EF35mm F2.0(旧型)を装着しました。重量は300g 後半でずっしりとした感じはありますが、大きさが小さいため持ちやすいです。電源を入れてシャッターボタンを押すと、、、、

?????

電子絞りは調整できましたが、オートフォーカスが効きませんでした。へっ?と思いきや、念のため英語の説明書を読むと、ファームウェアの更新が必要とのことです。VITROXのホームページで簡単にファームウェアを見つけることができました。EF-FX2をUSBケーブルでパソコンとつなぐと、このマウントアダプターのドライブができますので、そこへファームウェアをコピーすると、自動的にファイルが展開された後、ファームウェアも自動的に削除されました。

さて、オートフォーカスは機能するのでしょうか。室内で物撮りをしたところ今度はちゃんとオートオーカスが効き、EF35mm F2.0(旧型)特有のピントのメモリがジー、ジーと音を立てて回転し、これが懐かしいなと感じつつ、なんか今ではかっこよく感じました。

なお、画角はおそらく35 mm近いもので、絞りの開放値は1.3でした。1.4だと思っていたものが、0.1低く得した気分になりました。

それでは外で撮るとどのようなものが撮れるのかと上野公園に向かいました。

シャッターを切ると、、、えっ???また、ピントが合いません。


場所を変えて写真を取り直しますが、またピントが合いません。

絞りを調整しましたが、オートフォーカスが効きません。諦めてマニュアルフォーカスを試しますが、相も変わらずピントが合いません。最後に諦めて、アジサイを撮ってみました。

これは何とかピントが合い、ここで1 mmくらいではピントが合うことに気付きました。この日の撮影はここで止め、初期不良じゃないかと疑いを持ってしまいました。

アマゾンで交換規定を読むと、まずはメーカーに問い合わせてくれとあり、中国のメーカーに英語で状況を説明し、交換を承認するか対処方法を教えてくれとメールしたところ、翌日に次のような回答が来ました。

マウントアダプター側のレンズの位置を調整してほしいとのことです。適切な位置には、何度か微調整が必要とのことです。回答も早く、中国メーカーといっても日本のメーカーとあまりかわらないなと感じました。

とは言いつつ、どうやってレンズの位置を調整するのか、説明書にも書いてありません。取り敢えず、レンズを押してみました。びくともしません。もっと力を入れて押してみましたが変わりません。

次は、レンズを回してみました。クルクルとレンズは回ります。見た目、レンズが動いた気はしませんが、試しに写真を撮るとピントの合う範囲が変わりました。これだとテンションが上がりました。何度か調整すると、遠方もピントが合うようになりました。この時点でいい買い物をしたなと思いました。

ならば、次はキャノンの餌巻きレンズと言われる新型のEF50 F1.8を今度はアマゾンのプライムデーで購入しました。アダプターを介すと、50mmの画角でこちらのレンズも絞りの開放は1.3となりました。併せて300 g程度になります。画質はさすが神レンズと言われるほどあって、安く軽く高画質でした。

サイズ感をXF18-55mm で比較すると下のようになります。

若干、アダプターとEF50mmの方が小さくなりますでしょうか。

EF35mm F2.0(旧型)とXF18-55mm で比較すると下のようになります。

おおむね同サイズでしょうか。

僕の愛用のレンズXF27mmと比較すると下のようになります。さすがフジの最軽量レンズであり、マウントアダプター単体と同サイズです。

まずはEF50mmで夜の東京駅を撮りに行きました。F1.4 ISO1000でシャッター速度1/75の手持ちでとりました。

十分の写真です。上記の写真の等倍では下のようになります。

細かいレンガの様子も描写していました。

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次は夜の上野公園に行きました。

EF50mm ISO6400 F1.6 1/125秒とかなり過酷な状況ですが、この程度なら手持ちで撮影で、満足いく写真が取れました。

取り敢えず写りに満足し、翌日には上野の東京国立博物館で開催されている三国志展に行って写真を撮ってきました。

それにしてもF1.3は大変明るいですね。東京国立博物館に行った日は曇りなのですが、当初ISOを6400に設定し、F1.3にしていたので、カメラの電源を入れた時にモニター全体が白色で、ISOを少し下げた程度では相変わらずの白飛び状態が続き、一瞬カメラが壊れたのかと思ってしまうほどでした。

さて、このマウントアダプターEF-FX2は、アマゾンでは評価が高く皆さんはいい買い物をしたとコメントもありますが、このブログではいいところも紹介しつつ、気になったところも正直な感想として共有していこうと思います。

下の写真をご覧ください。

赤の周りを紫の直線を引いてみました。アダプターが原因かレンズが原因かは不明ですが、歪みを見つけました。この写真では上側の歪みが目立ちます。ちなみにレンズはEF50mmです。

しかしながら、やはりここは明るいレンズということもあり、暗い博物館でも写真は撮りやすかったです。


EF50mm F1.8 ISO 1250 1/125秒

また、等倍では中心部はこのように写ります。

見事な解像度です。アダプターを介した他社製のレンズとはもはや思えません。

EF35mmではどうでしょう。トリミング等倍にはなりますが下の写真です。

F2.0 1/125秒 ISO640

EF35mmもかなり明るいレンズとなりましたが、EF50mmとの違いは、EF50mmはあまり寄れないですが、EF35mmはレンズ先端から15cm-20cmのところでもピントが合うので、マクロレンズ的にも使えます。ボケも下の写真のようにきれいです。

ただ、歪みよりも何よりも個人的には気になった点があります。周辺部の解像度の低さというかピントのずれと言うか、おそらく周辺が流れるとはこのことをいうのかもしれませんが、四隅の像がぼやけています。これはかなり絞らないと解消されません。

F2.8 1/125 ISO3200

ただ、その分中心部の解像度は目立ちます。他社製のレンズで絞りが一段上がっていることを考えると悪くはないのですが、、、気にはなります。これはEF35mmだけではなくEF50mmでも同じことが起こりますので、アダプターの影響なのかもしれません。

周辺部さえ気にしなければ、十分な描写なのですが、、、、

三国志展では昔NHKで放送していた人形三国志の展示してありました。諸葛孔明の人形もあったので、これも写真に収めました。服の繊細の描写はモニターによる等倍で見た時に、しっかり撮れていることに驚きです。

また、今までに見た事ない壺があったので、ここでも一枚。

その他、次も今までに見たことない富の木です。

そして、この三国志展は何かと犬の像が多かったです。

こんな感じで三国志展を見終わり、次は日本文化の展示物を見て回りました。

そして、再びEF50mmへレンズを交換して、ボケの具合を確かめるため、F1.3からF1.8に絞り写真を撮ってみました。

画質の細かい事を気にしなければ、マウントアダプターの値段と重さやこれを購入することで使えるキャノンや、シグマ、タムロンのレンズ群という選択肢など、いろいろと面白い買い物でした。

こんな感じでしたが、VITROX EF-FX2 0.71 スピードブースターによる三国志展でした。このようなマウントアダプターで、フジフィルム(XE2)とキャノンレンズの組み合わせを考えている人の参考になれば幸いです。

最後にマニュアル撮影したものです。

ぎゃーーーー

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