音楽で感動すること⑦ 音作りが良いアーティスト マイケルジャクソン

イヤホンをSE535に変えて気付いたことなのですが、楽曲によってかなり丁寧にCDを作っているものと、雑という表現が正しいのかは不明ですが適当に録音とかしているのではないかと思える楽曲の差が激しいと感じています。

それは昔の曲だから録音音質が悪いのではと言われるかもしれませんが、最近の楽曲でも手を抜いていそうな楽曲を聞くことがあります。どちらかと言えば、音質が良いとか音作りが良いとか、手が込んでいるとかそんな視点で聞くと、驚きのアーティストがいます。それは、マイケル・ジャクソンです。

世界のマイケル・ジャクソンですから、これは納得と言えば納得かもしれませんが、驚きを隠せないレベルです。

まず、エッセンシャルというアルバムを聞いたのですが、2005年に発売されたもので、かれこれ13年前のものです。しかも、ジャクソン5時代のマイケル・ジャクソンが子供の頃の曲、ABCなども収録されているのですが、これは1970年ごろに発表された曲なのですが、今聞いても、最近のJPOPの曲より音作りが良く聞こえます。

そもそも、どのように音作りが良いのかと感じるかは、音がとてもシャープであり、楽器のそれぞれのパートが分離し、音のステレオ感が極めて高いのです。ジャクソン5に限って言えば、40-50年昔に録音したというのが嘘のようです。

マイケル・ジャクソンの曲はどの曲も名曲なのは間違いないですが、個別曲ごとにどのように音が良いか具体的に挙げてみたいと思います。なお、モニタリングイヤホンと言われるSE535で聞いた、あくまでも個人的な主観となります。なお、後半少し特徴を表現しきれず、短くなっております。

■I WANT YOU BACK
1969年の曲とは本当に驚きです。曲初めからピアノのバッキングと、ギターのカッティング音、ベース音が見事に分離しています。幼少期のマイケル・ジャクソンの声の抑揚も今目の前にいるかのように聞こえます。サビではバスドラムがズーンとスタジオで響く残響音も聞こえます。コーラスもそれぞれの声の位置がわかるように歌っています。

■ABC
1969年の曲で相変わらずマイケル・ジャクソンの声が際立ちます。お兄さんの歌声も明らかに控えめに再生されており、立ち位置もマイケルの後方のように感じます。途中、ハイネット?の金属の連打の音が流れるのですが、とても金属らしい響きが打撃音の後に続きます。

■Billie Jean
改めて聴きなおすと鳥肌を感じました。冒頭からとてもパワーを感じるドラム、コーラスが不気味な左右に動く演出、ベースやハイネットのリズムの上を様々な楽器や歌声やコーラスが華麗に舞っている感じがします。

楽曲の立体感が半端ないです。コーラスだけでなく、バックのシンセサイザーも動きまくっています。いやー、すごすぎです。どれだけたくさんの楽器をつかっているのでしょうか。

■Beat It
ドラムパートだけでなく、何台かで演奏されているギターのディストーションサウンドもはっきりと位置関係が感じられます。やはり、コーラスも多数使われ、そのぞれぞれの位置がはっきりしています。

■Thriller
あまり目立たないドラムパートの側で、シンセサイザーとギターカッティング、効果音等やはりどの音色を聞いてもしっかり、位置情報と音のうねりを感じます。ここまで書いてきて思うのですが、マイケル・ジャクソンの曲ってかなりコーラスに力を入れている気がしてきました。

■Smooth Criminal
スネアドラムの響きが後方から前方に押し寄せてくるような楽曲です。後は大体上記と同じようなレビューとなりますので省略です。

なお、この曲でマイケル・ジャクソンらが斜め45度に傾くダンスを披露していますが、これはマジックの一種だったそうです。靴に細工をしていたという記事を最近よみました。

曲ごとの、音作りのレビューはここまでとして、まとめに入ります。

3,000円くらいのイヤホンでこれらの曲を聞いてみたのですが、聞こえる音色数は大幅に減少しましたが、一つ一つの音色のうねりはしっかり感じら立体感はやはり再生されています。コーラスの辺りは少し残念になりますが、それでも素晴らしい音作りです。SE535では、このクラスで聞き取れない音色のしっかり位置情報やうねり等聞き取ることができました。こういった細かい音もしっかりと調整を入れているところが、マイケル・ジャクソンの曲のすごいところです。

曲自体もいいのですが、イヤホンの音の良し悪しを聞き比べるのにも、非常に有効かもしれません。ぜひ、感動的に作りこまれたマイケル・ジャクソンの作り込まれた楽曲を聞いてみてください。

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