写真で感動すること⑧ ダイナミックな写真を撮りたい 広角レンズのすすめ

この記事を読んでいる人はきっと、大自然をダイナミックに写真を撮りたいと思っている人が多いのではないでしょうか。パースが効いたダイナミックな写真を撮るのはいたって簡単です。広角レンズを使うか、ワイドコンバージョンレンズを今あるレンズの上に装着するかの2択だと思います。

ダイナミックな写真についてこれから説明していきます。なお、僕は富士フイルムをメインに使っていますので、富士フイルムのレンズの説明が多くなりますが、他のメーカーのカメラを使っていても考え方は全く同じなので参考にして下さればと思います。APSCサイズでの24mm, 18mm, 16mm, 10mmと写真を順に見ていきましょう。


(台湾 DP2 f7.1 8s 24.2mm (35mm換算41mm))
台湾の国立故宮博物院です。かなり大きい博物館のですが、この写真ではダイナミックさは全くなく、人の目で見た感じとほぼ同じです。これが焦点距離35mm換算40-50mmの写真となります。


(成田山 XF18-55mmの18mm(35mm換算27mm)側)
この写真は富士フイルムのキットレンズの広角端18mmです。ここまで来ると、三重塔の屋根で見られるように遠近法(パース)が効いてきて、ダイナミック感が出てきたことかわかります。通常の撮影であれば18mmが使えれば、取れないものがほとんどないくらい広く写真を撮ることができます。


(フィンランド ILCE-5100  EPZ 16-50mm F3.5-5.6の16mm(35mm換算24mm)側)
上記の写真は、ソニーのカメラの入門機 ILCE-5100の広角端16mmで撮ったものです。世界遺産となっている墓地なのですが、広大な丘と広がる雲となる大自然のダイナミックさを写すことができる画角です。上と比べるとたった2mmの差ですが、広角側のレンズで2mm差はとても大きく感じます。とくにAPSCサイズの撮像素子では2mmの違いが35mm換算で3mmと大きく差が出ることも原因の1つでしょう。十分すぎる広角側でここまでくると満足する人が多いのではないでしょうか。


(ブルネイ XF10-24mmの10mm(35mm換算15mm)側)
この写真は富士フイルムの広角ズームXF10-24mmでの写真となります。とても巨大なモスクを近いところから撮影したのですが、地面や空を写し、写っているものが中央に引き寄せられるように傾いています(大きくパースが効いている)。とてつもない広角写真です。 キットレンズの18mmからこのXF10-24mm の10mmに変えた時の率直な感想は建物だけでなく地面と雲も写せるというものです。35mm換算15mmと驚異的な広角撮影です。

さて、キットレンズを超える広角撮影にはXF10-24mmのような高いレンズを買わなければいけないのですが、安く済まそうとするならキットレンズにワイドコンバージョンレンズを付ける方法もあります。

写真はロワジャパンから発売されているワイドコンバージョンレンズですが、3600円で買ったものです。保護フィルターのようにレンズにつけると焦点近距離が0.7倍になります。つまり、18mmでは18×0.7=12.6 ということから、理論上XF10-24mmに匹敵する広角撮影が可能となります。ここでなぜ理論上という言葉を使ったかというと、正確にどれぐらいの広角撮影ができるか検証していませんが、とても13mmで撮れる写真には思いませんでした。せいぜい15mmくらいです。

なお今度じっくりとXF10-24mmとワイドコンバージョンレンズの画角の違いや写りの違いについて記事を書こうと思います。なお、ワイドコンバージョンレンズ装着でAFが合いにくくなるあるのですが、レンズとの間にクローズアッレンズを入れることでAFが合いやすくなりました。

それでもなお、この価格でより広角撮影が可能となることは魅力的です。まずはXF18-55mmにワイドコンバージョンレンズをつけ、18mm側で撮影した作例です。東京都と渋谷の写真ですが、18mmの写真よりも若干ダイナミックに見えませんか。比較写真があればよかったのですか、、、。


画質については全体写真では違和感は感じませんが、そうとう緩くなっています。当倍率では、建物の輪郭はぼやけ、偽色のようなものがでています。ワイドコンバージョンレンズ利用は価格相応の効果だと思います。ちなみに絞りはF8です。使用用途がブログ等で、当倍率でみないのが前提なら、ひと昔前(20年前)のコンデジの画質と同じような写りです。

それでは、9万円程するXF10-24mmの画像はどうでしょうか。絞りはF6.4です。ブログの記事程度の全体写真では先ほどの写真と大差はありません。

当倍率でも、建物の輪郭もぼやけず、偽色のようなものもなく、しっかりとした実用レベルです。

さすが高く神レンズと噂されるレベルです。両者を見比べると、写りは値段に比例していると思います。

キットレンズの広角側に不満を持つ方や、僕のように建物を地面と空を一緒に写したいという方は、ワイドコンバージョンレンズやXF10-24mmのような広角レンズを是非試してみてください。きっと今まで撮れなかったダイナミックな写真が撮れるはずです。

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