写真で感動すること⑥ 海外旅行へ持っていくレンズ

皆さんは、旅行に行くときにどのレンズを持っていこうか悩んだことはありませんか。できるなら、持っているすべてのレンズを持っていきたいです。しかし重くてできません。僕は今は迷わず国内旅行ならXF27mmの一本を持っていき、海外旅行なら、XF10mm-24mmを選択します。

僕は 20カ国以上を旅行してきました。多くの国には、シグマのDP2かMerillだけを持って行きました。DP2はズームができないレンズ一体型のカメラです。画角は35mm換算で45mmだったと思います。標準レンズより少し広く撮れるカメラです。大きなお城をとるときには、どれだけ後ろに下がっても全体を撮ることはできないこともよくありました。しかし長い間、このカメラで旅行をしてきたため、もう少し広角が使えたらと思うことはあっても、大きな不便は感じていませんでした。

ただときどき思うことがありました。海外旅行は一生のうちにそんなに行くものではないですし、せっかくならもっとしっかり写真を撮りたいと思い、富士フィルムユーザーとなったあと広角が撮れるXF10mm-24mmを購入したところ、広角側のズーム機能と手ぶれ補正機能がとても便利であり、今では少し重いですがXF10mm-24mmの一本だけを持っていきます。

一方、国内旅行はDP2の画角に慣れていることもあり、軽さという機動性のためXF27mmの一本だけを通常持っていきます。XF27mmの良さをしっかり挙げさせていただいたので、以前の記事を参考にしてくださればと思います。

XF10mm-24mmの24mm側はXF27mmでとれる写真とおよそ似ています。そのため僕にとってはとても使いやすい焦点距離になります。一方で10mmは35mm換算15mmであり、超広角レンズです。40mmの画角に慣れていると、とても使いにくく、僕が撮る写真の多くは24mm側となります。

XF10mm-24mmは海外旅行において必要な焦点距離をすべてカバーしているように思えます。望遠側が24mmとこころもとないですが、トリミングをすれば問題ありません。XF10mm-24mmはF4ですので、ボケがある写真は撮ることができませんが、そもそも海外にいるというところを取りたいので、背景をぼかす必要がありません。このような発想のため、明るい単焦点レンズを海外に持って行くという発想はありません。

XF10mm-24mmは400g程あり、これだけでも十分な負担となります。そのほか、レンズを2本を持って行ったとして、途中でレンズを変えることが非常に煩わしいので、やはりレンズ一本での撮影となります。場所によっては砂ぼこりがかなり舞っており、カメラ内の撮像素子が汚れる可能性が高まったり、交換の途中にレンズを落とす可能性が高まるのでできれば交換したくありません。

XF10mm-24mmは9万円程度のレンズであり買うのをためらう人が多いと言います。しかし、富士フイルムで10mmという広角側をとろうとすると選択肢はこれ一本となります。個人的な不満といえば、重いということだけです。写りは極めてシャープで、重くなければXF27mmの出番がなくなるところでした。

キットレンズのXF18mm-55mmの選択肢はないのかといえば、望遠側がもっと必要だと思う時には、選択の余地はあります。しかし、海外で望遠が必要かというと微妙だと思います。また、XF10mm-24mmはキットレンズと比べれば写真うつりは別格です。キットレンズも決して悪いレンズではありません。ただそのすべてをXF10mm-24mmは上回っていると感じています。

XF18mm-55mmとXF10mm-24mmのそれぞれ手ぶれ補正機能が付いています。しかし後者の方がその効果が強いと感じています。XF10mm-24mmとカメラの高感度設定を組み合わせると、よっぽどのことがない限り夜間でも問題なく写真が撮れると思います。

もし旅行に一本だけレンズを持っていくとすれば、国内旅行ならXF27mm、海外旅行ならXF10mm-24mmと僕は答えます。繰り返しになりますが、海外では背景を生かした広角よりの写真を撮りたいからです。

参考までに、DP2で撮った風景写真、SONYのキットレンズの広角側の16mmで風景写真、XF10mm-24mmでの写真を共有します。好みはあるにせよXF10mm-24mmでとれる写真がいかにダイナミックかわかると思います。上から順に、35mm 換算で45mm、24mm、15 mmとなります。



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