日常の感動④ あるストリートミュージシャンについて

僕は健康のために1時間程度散歩することにしています。いつも違う道を歩いているのですが、ある公園に近づいた時に大きな歌声が聞こえてきました。8年は車から音楽が漏れているのかと思いました。信号が青に変わり車が発進しても、歌声は聞こえてきました。

道路を挟んだ反対側で、何人かがギターを弾きながら歌っているのです。近づくにつれわかったことなのですが若い大学生グループ 4人のようです。その歌はお世辞にもうまいとは言えず、僕は笑いをこらえるのが精一杯でした。一生懸命歌う彼らの前で笑うのは失礼だと思いました。ギターをぼくは弾いており、彼らのギターの弾き方は気になりました。おそらく初めて間もないくらいでしょうか。ギターの切れが全くありませんでした。そして歌も音程がとれておらず、高音部では得に声の裏返りがひどく、力だけで歌っているそんな感じがしました。

今日はこのようなストリートミュージシャンについて話しをしたいと思います。池袋の西口は、夜になれば多くのストリートミュージシャンがいます。そこではかなりうまい人が多くいると思います。僕は何度も立ち止まり彼らの歌を聞いていきました。彼らはプロになることを夢見て、そこで歌っているのだと思います。

一方で先日、僕が散歩中に見た大学生のストリートミュージシャンはどうでしょうか。とてもプロを目指しているようには思えませんでした。もしかしたら学園祭の準備のためかもしれません。あまりにもひどい歌声だったので、よくこのレベルで歌うなと思った人もいると思います。本人たちは気持ちよく歌っているようですが、声がでかく音痴であったため注目をされていました。その日は彼らの歌声に合わせて公園を散歩しました。

はじめて彼らに会ってから2週間以上経ち、また同じ公園で歌っているのを見ました。ギターは前回よりもうまくなっていました。歌は前回と同じで、聞けば聞くほど笑いがこみあげてきました。そして相変らず彼らは気持ちよさそうに歌っています。

私は散歩の途中が何故か彼らの歌が気になりました。その堂々とした歌いっぷりが素晴らしいと感じてしまいました。歌のうまい、下手は関係なく本気で頑張って歌っている人は、聞く人の心を動かすものだと感じました。彼らは何のために歌っているのかはわかりません。プロになるためか、学園祭のためか、また単なる趣味のためか、見当はつきません。でも、散歩の途中彼らの歌をまた聞いてみたいと思いました。

公園に友達と集まって、楽器を弾いて、歌って、本当に楽しそうでした。彼らのおかげで若いっていいなと感じながら今日は散歩をしました。

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