映画で感動すること⑤ バッド・ジーニアス 危険な天才(2017)

バッド・ジーニアスをやっと見れました。先週に映画館に行って見ようと思っていたのですが、台風24号のため、雲行きが怪しいのでやめたのですが、本日有楽町のヒューマントラストシネマで19:35から予約し、なんとかです。昼に本当は見たかったのですが、朝に予約しようとしたら、既に前方数席以外埋まっていて、やむおえずでした。それよりもなによりも、有楽町のJR前の建物の4階に映画館ってあったんだと驚きでした。さらに、シアター2で見たのですが、今まで行った映画館の中で一番狭かったです。驚きの狭さとスクリーンの小ささです。100インチくらいなのでしょうか。

さて、この映画を知ったのは、カメラを止めるなを見に行ったとき、本編開始前の映画紹介で、面白そうと感じ、とても気になっていました。そのため、先週の台風の時も大変残念でした。まだ、公開して間もないので、なるべくネタバレにならないように感想を書いていきたいと思います。

まずは、バッド・ジーニアスってどんな映画って人のためにです。タイ映画です。高校生のカンニングビジネスがテーマです。タイ映画って知らないって人も多いと思います。僕自身、すぐに思い浮かぶのがマッハ!くらいです。さて、高校生が主役って事は、学生向きの映画なのって思うかもしれませんが、そんなことはないです。大人でも、学生時代を思い出して楽しめます。現に、周りのは比較的年齢が高めな人が多かった感じです。ちなみにタイでは2017年に公開されました。

この映画は、タイで作られていますが、ハリウッドや超学歴社会の韓国で作られてもいいくらい、良くできた映画だと思います。これは二人の天才が悪友との関りで、どんどん崩れていく様子が何とも言えないくらい切ないです。この二人の天才は、ヒロイン(チュティモン)とヒーロ(チャーノン)なのですが、彼らの運命は悲しく、とても近づいて、その後急激にすれ違っていきます。スマホの内にある二人の写真が消えるときに、今後の彼らの運命を物語ったっているのでしょうか。高校生の恋愛映画という視点で見た人もいるのではないでしょうか。主演を務めたチャーノンはかなりのイケメンで、友人にそっくだと思ってしまいました。

そして、癖のある悪友カップルです。こうゆうキャラってハリウッド映画には必ず出てくる、美女(イッサヤー)とリッチボーイ(ティーラドン)です。まさに、ザ・ハリウッドの嫌な学生キャラそのものです。金の力で、天才二人を動かし、カンニングに協力を依頼します。リッチボーイの名言ですが、俺らは金はあっても、知恵はないとヒロインに話かけます。自分で言うなよと思いますが、開き直りすぎでもはやかっこいいです。そもそもなんですが、この美女が演劇を諦めたらみんながハッピーだったんじゃないでしょうか。
なお、見た後に思うことですが、この4人が取り調べを受ける場面がところどころ入りますが、しっかり覚えていないと最後にこのシーンってなんのためのものってなります。これから見る人がいれば、この点は意識してみてほしいと思います。

また、この映画の見どころ一つは、主人公の男の子がは正義を象徴するようなキャラです。その主人公がどうゆうふうに悪に染まっていくかというのは、一つのテーマではないでしょうか。でも、カンニングはダメですが彼が壊れていく様は理解できます。

この映画は貧富の差もテーマにしているように思えます。貧しい天才、悪い金持ちとの生き様が見事に表れています。結果、貧しいものは不幸な目にあい、金持ちはどんなことがあっても人生を楽しめるということでしょうか。ただ、最後ヒロインが出した結論で、すべてが正しい方向に行けばと、そんな期待もあります。彼女の答えは、もう一人の天才を正す唯一の方法だったのかもしれません。

あと、メインのこの4人はタイ人というより韓流スターっぽい顔つきに思えました。顔で判断してはダメなんでしょうけど。そういった意味では日本人がこの映画をみても、すっと入りやすい映画だと思います。タイらしい風景とか街並みもほとんど出てこず、ほぼ学校内でストーリーが進んでいくので、タイ映画と言いうことを忘れるほどです。

なお、やたら気になったのがヒロインのお父さんです。いいキャラしてます。正義のために怒り、娘を心配し、ヒロインが苦しい時は黙って支え、素敵なお父さんです。顔から、優しさがにじみ出ている気がしたのは僕だけでしょうか。

この映画、前半は登場人物の眉毛の動きがやたら気になりますが、後半一気に動かなくなります。なぜなんでしょう。はじめタイ人ってこんなに眉毛動かしったけって思ったくらいでした。あと、さすが微笑みの国タイの映画で、笑顔が皆さん素敵です。映画を見てて癒されました。

この映画は、スパイ映画さながらの緊張感とアクション映画のようなテンポの良さ、そして人の思いの交差、音楽も実に映画にマッチしてます。エンドクレジットの校歌では実に皮肉に聞こえます。友情を大切にしている高校だということです。すべては友情から始まった物語なのです。この映画のすばらしさは上げきることはできませんが、これらが見てすぐに思った感想です。なかなかの名作だとおもいますので、気になる方は是非映画館へ足を運んでみてください。

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